予防接種(予約制)

 必ずお電話でのご予約をお願いいたします
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  予防接種について

 
当院では、主に成人向けの予防接種をそれぞれ行っています。12歳以下の小児へのワクチン接種は小児科にてご相談いただきますようお願い申し上げます。
またワクチンの在庫がない場合がございますので、ご希望の方は必ずお電話でのご予約をお願いいたします
 
ワクチンは、感染症の原因とされる各種の細菌やウイルスの病原性を弱めたり、また、それらを無毒化したりすることでつくられます。これを体内に注入することで、抗体(病原体と結合し、それを体内から除去するように働くたんぱく分子)をつくらせ、当該感染症に罹りにくくし、また重症化を防ぎます。そのほかにも、感染症の流行を阻止する(集団免疫)という目的で行います。

 2023年度インフルエンザワクチン

当院でのインフルエンザワクチンの注意点
前日までにお電話でのご予約をお願いいたします。
・インフルエンザワクチンのネット予約は、時間を限定して予約可能となっております。 午前は9時、午後は16時の来院をお願いいたします。

・当院では12歳以下の小児への接種はおこなっておりません
16歳未満の場合は保護者の付き添いを必ずお願いいたします。
・院内の混雑を避けるため予約時間より早く来院されるのはお控えください
・お支払いは現金のみとなります。料金は3300円(税込)です。
・シーズン中に2回の接種はおこなっておりません。
・予約時間までに連絡なく来院されない場合はキャンセルとさせていただきます。
・クーポンなどをお持ちの場合は必ず持参してください。接種前に提出をお願いします。あとから提出されても対応できかねます。

  成人向け予防接種

 

 インフルエンザワクチン

 
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによる急性呼吸器感染症のことです。同ウイルスに感染すると1~3日くらいの潜伏期間を経た後に発症し、38℃以上の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、寒気などの全身症状が現れます。このほか、風邪の症状と同じように、喉の痛み、鼻水、せきなどの症状もみられます。また高齢者や基礎疾患をお持ちの方は、肺炎を併発するなど、重症化することもあります。
 
このようなインフルエンザを予防する有効な対策として、流行前のワクチン接種があります。同ワクチンは接種してから効果が出るまでに約2週間かかり、その効果は約5ヵ月間持続します。日本では、インフルエンザが例年12月~翌3月頃に流行することを考えると、毎年12月中旬頃までに接種するのが望ましいと思われます。
 
なおインフルエンザウイルスは毎年少しずつ性質を変えるので、異なるタイプが流行します。それに対抗するためにも、予防接種は毎年行うようにしてください。

 肺炎球菌ワクチン

 
細菌やウイルスなどの病原微生物が肺に感染して炎症を起こしている状態が肺炎です。呼吸器の防御機能が病原微生物を排除できなかった場合や、病気やストレスなどにより免疫力が低下しているなど、感染力が防御力を上回ってしまうと、病原微生物が上気道から下気道、そして肺にまで入り込んで感染し、肺炎を発症するのです。肺炎は高齢者の方や基礎疾患を持っている方などにかかりやすく、しかも治りにくいという特徴もあります。
 
このような肺炎予防に最も有効と考えられているのが肺炎球菌ワクチンの接種です。肺炎球菌とは、肺炎の原因菌の中で最も多い菌(大人の肺炎の20~40%は、この菌が原因)であり、この肺炎球菌ワクチンを接種することで、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防するほか、重症化のリスクを減らすなどの効果が期待できます。
 
また、インフルエンザワクチンの接種を併せて行うと、肺炎予防の強化にもつながります。そのため、肺炎予防には、肺炎球菌ワクチンとインフルエンザワクチンの併用接種が推奨されています。
 
なお、肺炎球菌ワクチンは高齢者(65歳以上、もしくは60歳から65歳未満の方で、心臓・腎臓・呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害やヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害がある方)を対象としていますが、接種の一部費用を公費で負担する定期接種となっております。対象となる方は毎年異なりますので、お住まいの自治体(市区町村)の公式ホームページをご確認ください。
 
※肺炎球菌ワクチンは接種後5年以内に再接種を行うと、注射部位の痛みが強く出るケースがありますので、再接種を希望される方は、5年以上の間隔を空けてください。

   帯状疱疹ワクチン

 
帯状疱疹は水疱を伴う発疹が皮膚に分布している神経に沿って帯状に出現する疾患で、非常に強い痛みを伴う病気です。発疹が出現する2-3日前から痛みやかゆみを感じるようになり、1週間程度で発疹が多発し、発熱などがみられることもあります。通常は2-4週間で皮膚症状がおさまることが多いですが、痛みを伴う後遺症(帯状疱疹後神経痛)が出ることもあります。50歳代から発症率が上昇し、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。
 
原因は水痘・帯状疱疹ウイルスで、幼少期に水ぼうそう(水痘)の原因となります。子供の頃に水ぼうそうにかかると、このウイルスが体内で長期間潜伏し加齢や疲労などで免疫が低下したときなどに帯状疱疹として発症します。
 
2016年3月からは小児の定期接種に使用している水痘ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)が、50歳以上を対象に帯状疱疹の予防に使用できるようになりました。そして、2020年1月からシングリックスという帯状疱疹専用のワクチンが50歳以上の方に認可されました。海外では公費での接種も行われており、予防効果に大変すぐれたワクチンです。
 
水痘ワクチンとシングリックスの比較を下記の表にまとめました。シングリックスは高価で2回接種が必要ですが、発症予防効果、後遺症の予防効果、長期予防効果に大変すぐれています。

  水痘ワクチン シングリックス
対象年齢 50歳以上 50歳以上
帯状疱疹予防効果 約50% 50歳以上 約97%
70歳以上 約90%
帯状疱疹後神経痛予防効果 約66% 50歳以上 100%
70歳以上 約85%
接種回数 1回 2ヶ月あけて2回
当院での価格 7000円/回 22000円/回
長期予防効果 約5年 9年以上
副反応 接種部位の痛み、腫れ、発赤
3-7日で消失
接種部位の痛み、腫れ、発赤、
筋肉痛、倦怠感など

  水痘ワクチン シングリックス
対象年齢 50歳以上 50歳以上
帯状疱疹予防効果 約50% 50歳以上 約97%
70歳以上 約90%
帯状疱疹後神経痛予防効果 約66% 50歳以上 100%
70歳以上 約85%
接種回数 1回 2ヶ月あけて2回
当院での価格 7000円/回 22000円/回
長期予防効果 約5年 9年以上
副反応 接種部位の痛み、腫れ、発赤
3-7日で消失
接種部位の痛み、腫れ、発赤、
筋肉痛、倦怠感など

  予防接種価格表

 

ワクチン 価格(1回あたり)
インフルエンザ 3300円
A型肝炎 7500円
B型肝炎 4500円
日本脳炎 7000円
水痘 7000円
麻しん 5500円
風疹 5500円
MR(麻しん・風疹) 8000円
DT(ジフテリア・破傷風) 5000円
おたふく(ムンプス) 4500円
破傷風 3500円
肺炎球菌(ニューモバックス) 7000円
肺炎球菌(プレベナー) 10000円
帯状疱疹(シングリックス) 22000円

 

 Information

診療時間 日祝
9:00-13:00
14:30-18:00

最終受付は午前、午後とも診療終了30分前です。
休診日:木曜午後、土曜午後、日曜祝日
 

診療科目

泌尿器科、内科(すべて予約制です)

住所

〒114-0021

東京都北区岸町1-3-1 伯清王子ビル3F

*エレベーターあり

電話番号

 03-3908-0001

アクセス 

JR京浜東北線、東京メトロ南北線「王子」から徒歩1分

都電荒川線「王子駅前」から徒歩2分

クリニック地図
 
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JR王子駅北口改札より約140m
  
 さくらクリニック
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